プロ野球選手として、日本でも、アメリカに渡った今も、長く活躍してきた菅野智之。
その名前を聞いて「原辰徳さんと親戚だったよね?」と思う人も多いのではないでしょうか。
実は、菅野智之の家系をたどっていくと、そこには日本の野球界で大きな足跡を残した人物が並びます。
今回は、菅野智之の家系図をたどりながら、どのような環境で野球と出会い、そして読売巨人軍、メジャーリーガーという道を選んだのかを見ていきたいと思います。
菅野智之の家系図
まず、わかりやすく整理すると、こうなります。
原貢、東海大学相模原高校野球部監督
原詠美、原貢の長女
菅野隆志、原詠美の夫
菅野智之、原詠美と菅野隆志の長男
そして原貢の長男が、元読売巨人軍の選手で監督も務めた原辰徳。
つまり
原辰徳は菅野智之の母方の伯父という関係になります。
菅野智之にとって、原辰徳は母親の兄
つまり、菅野智之は、名将・原貢の孫であり、有名プロ野球選手の原辰徳の甥という、まさに野球一家で育ったことになります。
祖父、原貢はどんな人物だったのか
菅野智之の祖父にあたる原貢は、高校野球界で知られた名監督です。
1965年夏、福岡県立三池工業高校を甲子園初出場、初優勝に導き、その後は東海大学相模原高校の監督として指導。
1970年夏、東海大学相模原高校を甲子園優勝へ導きました。
さらに、東海大学でも野球部の指導に携わり、多くのプロ野球選手を育てています。
そんな祖父のもとで、菅野智之は幼い頃から野球に触れていました。
侍ジャパンの選手紹介でも、母方の祖父が原貢で、伯父が原辰徳であることが紹介され、東海大学相模原高校、東海大学へ進学したことも触れられています。
偶然というより、そこには長い野球の歴史がつながっていたように見えます。
伯父は原辰徳
そして祖父だけでなく、忘れてはいけないのが、伯父の原辰徳です。
原辰徳は、東海大学相模原高校、東海大学を経て読売巨人軍に入団。
現役時代には読売巨人軍の中心選手として活躍し、その後は読売巨人軍の監督も務めました。
その「原辰徳の甥」が菅野智之です。
考えてみると、かなりすごい関係です。
祖父は名監督。
伯父は読売巨人軍のスター選手。
そして自分もプロ野球選手を目指す。
ただ、ここで忘れてはいけないのが「野球一家だからプロ野球選手になれた」という単純な話ではないということです。
父、菅野隆志も野球経験者
菅野智之の父、菅野隆志も東海大学相模原高校、法政大学で野球を経験しています。
つまり、父からも野球の影響を受けていたことになります。
母方の家系だけではありません。
父親も野球経験者。
まさに、両親からも野球が身近にある環境で育ったと言えるでしょう。
そんな環境で育った菅野智之が、東海大学相模原高校、東海大学へ進学したのも自然な流れだったのかもしれません。
しかし、その道は決して楽なものではありませんでした。
読売巨人軍に入りたいという夢
菅野智之といえば、2011年のドラフト会議を思い出す人も多いのではないかと思います。
日本ハムファイターズから1位指名を受けましたが、読売巨人軍入りを希望していたため、入団を見送り1年間の浪人を選択しました。
当時は、さまざまな意見がありました。
しかし、その背景には幼い頃から続いてきた家族との野球、そして「読売巨人軍入団」という夢がありました。
雑誌の取材で、母、詠美さんが、菅野智之の幼い頃から読売巨人軍入りを願っていたことについて語っています。
家系図だけでは見えないもの
菅野智之の家系図を見ると「すごい野球一家だな」と思います。
でも、家系図だけでは見えないものもあります。
それは、家族が背負ってきた期待です。
「原辰徳の甥」
「原貢の孫」
という肩書は、普通なら大きなプレッシャーになるでしょう。
期待されることは、嬉しいだけではありません。
比較されることもあります。
結果を求められることもあります。
それでも菅野智之は、自分自身の力でプロ野球の世界を歩いてきました。
そして今では、「原辰徳の甥」という紹介よりも「菅野智之」という1人のプロ野球選手として知られる存在になっています。
受け継いだのは「血」だけではない
菅野智之の家系図をたどって感じるのは、単に「野球選手の家系だ」ということではありません。
祖父から伯父へ。
父から子へ。
家族の中で野球への情熱が受け継がれてきた。
その環境の中で、菅野智之自身も努力を重ねてきたのだと思います。
家系図を見ると、人生は自分1人で作っているようで、実はたくさんの人から受け取ったものの上に成り立っているのがわかります。
菅野智之の場合、それが「野球」だったのでしょう。
原貢から始まり、原辰徳、そして菅野智之へ
こうして家系図をたどってみると、菅野智之というプロ野球選手の背景には、長い野球の歴史があったことがわかります。
でも、最後に残るのは、やっぱり「家系」ではありません。
受け継いだものを、自分の力でどう生かすのか。
それを証明してきたのが、菅野智之というプロ野球選手なのではないでしょうか。

コメント